2015年

12月

12日

おとないん

これ何だか判りますか?

2階用の配水管です。

1階用とどう違うのか?

それは 通常の配水管は塩ビ管なのですが

その周りに吸音材と遮音材が巻いてあるのです。

この防音加工をしてあると15db軽減できるそうです。

塩ビ管だけの場合48db程度

この製品を使うと深夜の郊外程度の静けさになるそうです。

その名もズバリ『音ナイン』頼もしいネーミングです。

 

2階の水廻りは

1階に設けたパイプスペースを通って

室内を流れていく事が一般的です。

(外部に出す施工もありますが

劣化の問題とパイプスペースが建築面積に入るので

室内に設ける事が多いのです)

                   

                   ニッチや細かいインテリアの事も大切ですが

                   それは住み慣れた頃に気付いた事をDIYやリフォームで

                   頼めば良いと思うのです。

                   雑誌などを参考に

                   自分の住まい方をイメージする事は大切ですが

                   踊らされてはいけないと思いませんか。

 

                   流行のインテリアや外観などは

                   ある意味リフォームを度々出来る方がするものだと思うのです

                   新築時はなるべく躯体や断熱材、配管など

                   目に見えない地味な所にお金を掛けるべきだと思います。

                   人間と一緒で化粧でいくらでも変われるけど

                   健康は簡単に治せない事もあるのです。。。

                   どうか皆様もご自身の健康にも気を遣って下さいね。

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2015年

12月

10日

断熱材

断熱材が壁、天井と入れられて

厚めの防湿フィルムも張られています。

すでに奥の天井は石こうボードが張ってあります。

 

勾配天井の為に断熱材がタルキ分しか入れられず

若干、北海道仕様には足りません。

青森くらいなら大丈夫なので名古屋市内なら十分すぎるスペックです。

この建物は次に改正予定の断熱性能はクリアしています。

 

壁が2×6なので140mm壁厚分の高性能グラスウールが充填してあります。

天井は2×10なので235mmですが

断熱材は200mmの同じく熱伝導率0.038 W/m・k のピンク色の高性能グラスウールを充填しています。

 

                   壁も天井もピンクでまるで内蔵の中に居る様な感じです。

                   奇妙な風景ですがこれが不思議と心地よいのです。

                   人間には胎内回帰願望というものがあるそうです。

                   ふわふわとしたピンク色の小部屋に包まれると

                   とっても心が和らぐそうですよ。

                   ピンクは女性ホルモンを活発にする働きがあるそうです。

 

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2015年

12月

03日

美しい躯体

建て方が終わり野地が張り終わった頃です。

構造描きが好きな者からすると

このままで良いと思える程に美しい姿です(笑)

 

ツーバイフォーは図面が重要です。

細かい決まり事があり熟知した者しか

構造を理解出来ません。

他工法をメインにする設計士さんから

ツーバイフォーは全く構造が理解出来ないと

図面の依頼を受ける事もあります。

理解出来ないという事は

無茶な設計をしているという事でもあります。

 

                         どの工法でも当たり前の事ですが

                         戸建程度のものであれば設計士が自ら意匠だけで                         はなく構造図面も描くのか確認してみると良いと                         思いますよ。

                         専門の設計に描かせる、材木屋(ランバー屋)                          さんが描くのが一般的 などと言うのであれば

                         ちょっと考えた方が良いかもしれません。

 

                         ある構造計算屋さんが言っています。

                         『ツーバイフォーは本当に凄い!強いんだ!!』

                         と一生懸命に在来工法専門の建築家の先生方に

                         熱弁して居ましたよ。

                         建築家の先生方からするとパネルなので手造感が                         無い為なのか冷たい反応なのですよ。。(苦笑)

                         

                         この構造屋さんは誰も知らない重要な事に気付い                         たので私達は信頼しているんですけどね。

                         『なぜ床合板を張りつめないんだ!その方が強い                         のに!』

                         と尋ねられましたが、、仕方ないのですね。。

                         本場北米はそれでやるのですが

                         日本のツーバイフォーは尺モジュールで規格が出                         来ているのです。

                         方法はあるのですけどね。

                         

                       

 

 

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2015年

11月

30日

ティファニーブルーのキッチン

美しい ティファニーブルーの

カラーサンプル。

一緒に届いた家電カウンターキャビネットの白系の扉と

その上のカウンター材の

茶色のカラーサンプルです。

白色の区別が全く出来ない写真に

なってしまいましたが

4色とも違う色です。

左側の茶色がココア色のステイン

同じく左側の2枚で

少し迷ったのですが

                          アンティークホワイトが嫌みのない

                                                                     品の良いお色だったので最初に選択した通り

                                                                       ティファニーブルー

                                                                       アンティークホワイト

                                                                       ココアで決定しました。

                         把手は既に決定してあるので

                                これからカナダで製作に入っていきます。

                                                                      年末前は繁盛期のようでキャビネットの

                                                                      制作時間も 8週間は掛かるそうです。

                                                                      なんとかギリギリ間に合いそうです。

 

現在進行中のプロジェクト

この美しい特注色のティファニーブルーのキッチン木製扉と

アンティークホワイトの家電キャビネットの木製扉&ココアの木製カウンターを使用します。

 

   

現場見学会も随時開いていくつもりですので

ご興味がある方は、右上のお問い合わせはこちらをクリックでご連絡下さい。

お待ちしております。

 

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2015年

11月

30日

建て方

11月20日に建て方が始まりました。

数日間続いた雨は開始前には小康状態となり

『建て方の雨は幸が降り込むと縁起も良い』

と準備にかかれば

直前に雨は上がり次第に晴れていきました。

暗雲立ちこめる開始前が嘘の様な

風も無く穏やかで暖かな天候にホッと胸を撫で下ろしたのでした。

雨上がりに冷たい強風が吹けば大工さん達が

苦労しますからね。

タイニーハウスなので1日で棟上げまで完了しました。

レッカーと警備員も1日だけで済んだので

近隣に連日ご迷惑をおかけする事も無く済み

こちらもホッとしました。

翌日は野地(屋根合板)張りです。

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2015年

11月

29日

幻想的なブルー

なんて幻想的な写真なんでしょう!

 

何だと思いますか?

 

首を長くして待っていたキッチンの色のサンプルです。

カナダから遥々

この写真の様な青い海を渡ってきましたよ。

 

発色がとても美しい!

特注色を調合して塗装されたペイントとは思えません。

均一で硬質な塗装はまるでメラミン版の様です。

合板に塗装してあるのですが

それでもやはり木製に塗装してあるだけあって

質感に上品な高級感があります。

高級感があってメラミンの様な塗装

これなら木製扉でも掃除がしやすいでしょう!

 

 

現在進行中のプロジェクト

この美しい特注色のブルーのキッチン扉とホワイト系のキッチン扉を使用します。

 

現場見学会も随時開いていくつもりですので

ご興味がある方は、右上のお問い合わせはこちらをクリックでご連絡下さい。

お待ちしております。

 

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2015年

11月

25日

シルバーグレー

下の記事は

7年目の無塗装の準防火対応のレッドシーダーでしたが

こちらは 同じ年月を経た同じ厚みの

無塗装のレッドシーダー(自宅)

DIYショップで購入した自作の塀です。

バックの石目色の耐火板の外壁と同じ様な色に変化しています。

これがシルバーグレーです。

隣地建物の北側に面していますが 腐れやカビはありません。

若干苔の緑色になっている箇所もありますが

隣地の耐火板のほうが余程全体的に苔生しています。

レッドシーダーを外壁や塀に使う良さは

見た目が優しい自然素材と言う事もありますが

私は雨の日に辺りに漂うレッドシーダーの香りが

何と言っても一番だと思っているのです。

 

 

現在進行中のプロジェクト

準防火認定品のレッドシーダーを無塗装で使用したアーバンログです。

 

現場見学会も随時開いていくつもりですので

ご興味がある方は、右上のお問い合わせはこちらをクリックでご連絡下さい。

お待ちしております。

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2015年

11月

24日

床下断熱材

床下の断熱材です。

ご近所の方はこの分厚い断熱材に興味津々。

大工さんに『それは何ですか?』と尋ね断熱材と判るとびっくりされていました。


この断熱材は分厚さだけではないのです。

熱伝導率0.028W/(m.k)と書いてあります。


これは、ある物質内に温度差があると

温度の高い所から低い所へ熱が伝わります。

この熱の伝わり易さを数値で表しています。

値が大きい程熱が伝わりやすい、、

つまり保温性が無いという事です。

(銅が400w/m,k 水が0.56w/m.kと言われています。)


今回は根太レス工法を取り入れた為

床下断熱の厚みが90mmしか取れなかったので

わずかの差で北海道仕様には追いつきませんでした。

100mmあれば余裕で足りたのですが

                         名古屋市内では十分すぎるスペックですね。

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2015年

11月

20日

レッドシダーの外壁見学

レッドシーダーの外壁メーカーの方に

見学させて頂いたお宅です。

築7年程の準防火対応のレッドシーダーです。

美しい色に変化していますが、まだまだ綺麗な茶色のままです。

準防火対応品は薬剤注入をしている為

シルバーグレーに変化するまでに時間が掛かるのです。

なんとこの外壁は無塗装なのですよ!

塗装を掛けると5年以内には

再塗装しなければならないのですが

無塗装はこのままシルバーグレーに変化していくのを

楽しみに待つだけ。

防火非対応品の普通の無塗装のレッドシーダーの外壁は

すでに美しいシルバーグレーになっていました。

 

 

 

現在進行中のプロジェクト

準防火認定品のレッドシーダーを無塗装で使用したアーバンログです。

 

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2015年

10月

28日

基礎の立上がり打設

基礎の立上がりを打設しました。

先日打設した手前の深基礎部分の型枠だけ

外れています。

手前の型枠の下部に見えている白い壁が

それです。

ツルンとした綺麗な基礎ができていました。

若い職人さんがしっかりもっているホース

電線より遥か上からこのホースの中を生コンが流れてきます。

重量があり大人しくしていない

野獣のようなホースをしっかり支え持ち

コントロールする事は大変な作業です。

                         お疲れさまでした。

                        


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2015年

10月

26日

基礎打設

今日はベタ基礎の底盤を打設しました。

この建物は今流行のタイニーハウスなので

職人さん3人で手際良く作業してくれました。

ここの基礎屋さんはポンプ車も自前なのです!

お値段を聞いて卒倒しそうになりました(笑)

小さな4t車3台と最後に(恐らく)7t車1台で

打ち込み完了。

この後、親方が1人残り固まってきた生コンを

キレイに均してくれました。

                         『生』コンと言うくらいなので

                           何が起こるか判らない作業でもあり

                           無事に終わるとホッとするのです。

                         無事に固まれば次は基礎の立上がりです。

 


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2015年

10月

22日

配筋検査

配筋検査が終わりました。

図面通りに基礎の鉄筋が組んであるか

数カ所でチェックします。

この検査が終われば

コンクリートの打設が出来ます。

現在の建て方は現場組みする事が少なくなり、パネル化された躯体が建ち上がっていきます。

その為に基礎の精度がとても重要になっているのです。

キチンとした仕事をしてくれる職人気質の基礎屋さんにお願いしなければ、その後の建て方に問題が出てくるので、ツーバイフォーでは特に重要な                         仕事と言っても過言ではないでしょう。

                         ご夫婦で鉄筋を組まれていて可愛らしい奥様の手                         さばきに惚れ惚れしたのでした。

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2015年

10月

05日

レッドシダー外壁 縦張り

今回使用する外壁はラップサイディングでは無く

縦張りとなります。

イメージは左の写真のサンプルの様な感じになります。

(継ぎ手は横一直線にはなりません)

準防火地域なので薬剤注入された

専用のレッドシーダーを使用します。

薬剤注入されて無いものより

シルバーグレーに変化する過程がゆっくりになります。

レッドシーダーのシルバーグレーは

永遠に新品の状態を好む日本人には敬遠されるのですが

                    経年変化したシルバーグレーの美しさは

                    新築時では味わえなえない

                    熟成されたレッドシーダーならではの醍醐味です。

              

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準防火認定品のレッドシーダーを使用したアーバンログです。

 

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2015年

10月

03日

レッドシダー ラップサイディング

ウエスタンレッドシーダーの外壁材です。

左の写真は下の記事のラップサイディング用のサンプルです。

上の材を見ると断面が四角ではなく三角になっています。

一枚一枚を重ねて張っていく為に

このような形になっているのです。

ラップサイディング、ベベルサイディングと言うと

海外の壁の仕上だと思ってしまいますが

日本でも古くから下見板張りと呼ばれています。

縦張りの羽目板張りも同じく海外でも日本でも

                     古くからある仕上です。

                     木材が豊富にある地域では国内外問わず

                     古くからこれらの壁仕上で建てられています。

                     色や屋根の仕上次第で和風にも洋風にもなれる

                     とても魅力的な外壁材です。

              

現在進行中のプロジェクト

外壁にもレッドシーダーの羽目板張りを使用したアーバンログです。

 

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2015年

10月

01日

レッドシダー外壁サンプル

ウエスタンレッドシーダーの外壁材です。

左の写真は横張りのラップサイディングです。

ラップサイディングは一枚の板を重ねて張っていきます。

ラップ風サイディングは左の写真を模したもので

今はリアルな質感の窯業系の物が増えました。

この写真はアメリカ、カナダで

一般的に使われるサイディングのサンプルです。

厚みがあり見た目はお世辞にも綺麗な材ではありません。

日本には躯体の材木でさえ Jグレードと呼ばれる

白い美しい材が入って来ます。

数年前にカナダ領事館のセミナーでのお話を

                     今でも覚えています。

              『日本だけが節も無い美しい材だけを欲しがる。

              本国はもちろん他国は汚く見える材も一緒に購入する為に

              日本を相手にしてくれなくなった。

              どうか節のある材も木のキャラクターなので嫌わないで勧めて下さい』

              私もそう思うのです。

              柾目の美しい材ばかりを使うと高級感は出るかもしれません。

              でもプリント合板のように面白さにかけませんか?

              人間と同じで本来の木の美しさは様々な表情があってからこそ

              どうぞ皆様も節や色むらのある木を嫌わず可愛がってあげて下さい。

 

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